お寺の紹介

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仏様

御本尊は大日如来です。文政5年(1822)正月の再造立です。

薬師堂に安置されている薬師如来像や十二神将像 は正徳4年(1714)頃の造立と思われます。 

十一面観音像の製作年代は不明です。不思議な伝説を持つ観音様です。

堂舎

本堂は天保7年(1836)6月20日、普濟寺第17世尊海和尚の代に再建されました。


薬師堂の創建は天文元年(1532)4月8日に遡ります。かつてあった金枝城の東側に建立されました。

如意輪観音を祀った 十九夜堂 は地域の女性によって建立されました。万延元年(1860年)10月建立です。

本堂内

撫で五鈷杵煩悩を断ち切る金剛杵です。

福壽無量の」。心安まる癒やしの響きです。

珪化木」。長い年月をかけて樹木が化石化したものです。

境内

本堂前の扁額です。「三光」は太陽・月・星をあらわします。髙尾山薬王院第31世貫首山本秀順大僧正の御揮毫です。

本堂前の手水舎です。豊富な地下水をくみ上げています

本堂と薬師堂の間にある本堂前の瓢箪池です。睡蓮が咲き鯉が泳いでいます。

石仏・石塔

お寺入口の六地蔵様慶応元年(1865)の建立) 

弘法大師修行大師像(昭和11年(1936) の建立)

宝篋印塔享保13年(1728)11月 の建立)

永代供養塔の隣にある「力試し石」です。

お寺にはたくさんの石仏様がいらっしゃいます。

いまここにしかない わたしのいのち あなたのいのち

仲良きことは美しきかな

温かな慈愛を感じます。

御納経(御朱印)

「下野新聞」(2020/02/21)
『続 しもつけの御朱印 栃木県内社寺巡礼』(下野新聞社) にも掲載。

御朱印帳(1500円)には私の好きな言葉「一念一礼」と書かせていただいています。

「一念一礼」は、「一期一会」のように「仏様との出会いを大切にする」という意味です。
その時限りの仏様との出会いに感謝し、心に深く仏様を念じ想い祈りを捧げる…………その瞬間瞬間に心を込めて、仏様とのご縁を結んでいただければと思います。 

お写経

お写経をしてみませんか。いつでもご予約ください。お一人様1000円を頂戴いたしております。

『とちぎ発 31日で心がととのう 書き込み式「般若心経」練習帳』下野新聞社)より

薄く書かれている『般若心経』の文字を筆ペンでなぞっていただきます。

書籍


 住職の本  

髙橋秀城『法の水茎 ― 和歌とおはなしでひもとく仏教 ―』
(武蔵野書院、2021/03/11)

髙尾なる緑もふかき法の山飯縄の御威永遠に変わらじ

いにしえの和歌や説話、古典文学には仏さまの教えがちりばめられている。また、その教えをもとに書かれた作品も少なくない。本書はこれらの古典作品を手がかりとして、仏教の奥深い教えに近づくことを目的として書かれた、ひとつの道しるべ。髙尾山薬王院発行の『髙尾山報』に、普濟寺住職である著者が、八年に亘って連載している『法の水茎』1 ~100話をこの一冊に収録。悩み多き現代人に贈る、言わば百話の心の処方箋。住職ならではの優しい語り口が、読者を仏の御心へと誘う。


「下野新聞」(2021/04/01)

中外日報」(2021/07/02

仏教タイムス」(2021/7/22

宗報」(2022/03

寺庭(住職の妻)の本

田中幸江『絵巻で読む方丈記』(東京美術、2022/07/10)

日本三大随筆のひとつ『方丈記』を、18世紀末に描かれたとされる「方丈記絵巻」と合わせて掲載。疫病、火災、地震などの中、長明が至った無常観が、生き生きとした画の描写とともに伝わり、戦禍、コロナ禍、気候変動などに生きる現代に訴えかける。『方丈記』自体を紹介する本編に加え、巻末には『方丈記』および絵巻の解説を添える。【全国学校図書館協議会選定図書】



「下野新聞」(2022/07/07

産経新聞」(2022/07/09

読売新聞」(2022/09/04

中外日報」(2022/07/20

仏教タイムス」(2022/7/28